「管理職教育・育成のエキスパート」

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   テーマ 138 課題に直面し追い込まれた時が真価を発揮するとき
       

■突発的な事象が発生したときは、実践力を磨くための学習の機会、
 ピンチをチャンスに変える機会ととらえ、前向きな姿勢で取り組む

孫氏の兵法に下記のようなものがあります。

乱は治に生じ、
怯は勇に生じ、
弱は強に生ず。

混乱は整然と統治された状態から生まれ
臆病さは勇敢さの中から生まれ
弱気は強気から生まれるものである

統制と混乱、勇気と臆病、強気と弱気は
あくまでも表裏一体であり、約束された固定的なものではなく、

戦いが始まると
すぐに変わってしまうものだということになります。

部署を預かる管理職者としては、
心しておかなければならない事項といえます。

管理職者として、まず大切なことは、
平常時の体制を固めておくことです。

具体的には、
6ヶ月や1年の目標と各月の行動計画をきちんと設定し、

全員が前向きな気持ちで一致団結して
取組める状態を維持するために日々努めることが重要となります。

突発的なことは、必ず発生します。
それもどちらかというと後ろ向きの仕事が多いのも事実かと思います。

突発的な事象への対応力が実践力とも言えます。

突発的な事象へ対応するときは下記の3項目を
念頭に置くことが必要です。

・誰かのせい(他責)にしない。自分の部署で起きた問題は
 自分の責任で何とかしようとする強い意志を持つ。

・目的、目標に沿った合目的的なブレない対応を行う。

・各部下の主体性を尊重しながら部署全体をコントロールする。

後ろ向きな突発的な事象が発生すると、
今の仕事のペースが乱れ混乱するため、

管理職の方自身を含めチーム員の方がお互いに疑心暗鬼になり、
チームワークが乱れる原因ともなります。

このようなときは、孫氏の兵法がいうように、
統制が乱れ、チーム員のモチベーションの減退により

部署内の仕事の生産性の低下や部署内のコミュニケーションが
悪化する事態が発生しやすくなります。

管理職者としては、部下の人たちが前向きな姿勢で、
一致団結して取り組めるような発言を行うと共に、

突発的な事象によりスケジュールの調整等が必要な場合は、
その対策を迅速に行うことが必要です。

突発的な事象が発生した場合は、
実践力を磨くための学習の機会、

ピンチをチャンスに変える機会ととらえ、
前向きな姿勢で取り組むことが重要です。

■「正面の理」、「側面の情」、「背面の恐怖」  

整理回収機構の初代会長を務めた弁護士の中坊公平氏は
下記の3つの面をリーダー持つべきものとして上げています。

・「正面の理」 丁寧に分かりやすく論理的に説明し、
        相手を納得させる力。

・「側面の情」 部下の成長を願う、あたたかい気持ち、やさしさ。

・「背面の恐怖」 緊張感、厳しさ、畏怖感

実務的に管理職者として3つの面を磨いていくには
下記のようなことが必要です。

・正面の「理」
 なぜこのような目標を設定したのか、
 なぜこの仕事が必要なのか等を自分の言葉で、
 相手に説明し、納得し協力してもらう力を
 日々の仕事の中で磨くことが必要です。

・側面の「情」
 思っているだけではなく、
 言葉で実際に部下に接することが重要です。
 コミュニケーションが得意、不得意の問題ではなく、
 部下に対し、月、週、日のそれぞれ単位で、
 意識的、計画的に声がけを行い、仕事の進捗状況を確認し、
 「頑張っているね」、「いい感じだね」、「大丈夫」など
 部下の背中を押して上げるような会話や必要なアドバイス、
 時には一緒に考え、一緒に仕事に取り組んでやる等の行動が必要です。

・背面の「恐怖」
 上司というだけで、部下の方は強制力、恐怖感を感じます。
 ポジションが持っている権利を振りかざすようなことをすると
 「正面の恐怖」となり尊敬される上司とはなりません。

どんなことがあっても目標を達成するという想い、
将来へのビジョンなどその人が持つ、

「信念や志」それに基づく「実際の行動」
に対して部下の方は畏怖感を持ちます。

背面の「恐怖」は、意識して磨くことは難しい面があります。
背面の「恐怖」は、「正面の理」、「側面の情」
を磨く中で磨かれていきます。

3つの面という視点から、今、自分は3つの面の中で、
何が優れていて、何を強化する必要があるのか
考えてみることもよいかもしれません。

学習のために仕事するという姿勢で
職場での日々の仕事への取り組みや読書や人との交わりの中で
「正面の理」、「側面の情」、背面の「恐怖」は磨かれていきます。

課題に直面しピンチに立たされ、
平常心を失いかけたときの言動が非常に重要となります。

課題に直面しピンチに立ったときでも、
合目的的な一貫性のあるブレない言動とる上司は、
部下から尊敬されよい意味での畏怖感を持ちます。